「1億円あればFIREできる」
投資をしていると、よく聞く言葉です。
でも実際のところ、
・毎月いくら使えるのか
・子育て世帯でも可能なのか
・本当に働かなくていいのか
ここまで具体的に語られることは多くありません。
今回は、
✔ 40歳で資産1億円
✔ 40歳で資産5000万円
この2パターンを4%ルールで取り崩した場合、
現実の生活がどうなるのかを計算してみました。
さらに、
我が家(世帯年収600万・資産2100万)
とも比較してみます。
目次
- 4%ルールとは?
- 今回の前提条件
- ①資産1億円の取り崩し生活
- ②資産5000万円の取り崩し生活
- 我が家の場合(資産2100万円)
- 暴落が来たらどうなる?
- 40歳FIREの本当のリスク
- 結論:自由になれる資産額
4%ルールとは?
4%ルールとは、
「資産の4%を毎年取り崩しても
30年以上資産が枯渇しにくい」
という考え方です。
つまり生活費として使える金額は、
・1億円 → 年400万円
・5000万円 → 年200万円
になります。
ただし重要なのは、
これは手取りではない
という点です。
今回の前提条件
現実に近づけるため条件を設定します。
■年齢:40歳
■家族:夫婦+子ども1人
■持ち家(住宅ローンあり)
■投資先:全世界株インデックス
■取り崩し:毎年一定額
いわゆる「普通の子育て世帯」です。
①資産1億円を4%で取り崩す生活
1億円 × 4% = 年400万円
月額:約33万円
売却益には約20%課税されるため、
実際に使える金額は
月26〜28万円程度
生活シミュレーション
・住宅ローン:8万円
・食費:7万円
・光熱費:2万円
・通信費:1万円
・保険:2万円
・車関連:3万円
・教育費:3万円
合計:約26万円
つまり、
贅沢しなければ生活可能。
完全な余裕生活というより、
「働かなくても生活は回る」状態です。
②資産5000万円を4%で取り崩す生活
5000万円 × 4% = 年200万円
月額:約16.6万円
税引き後:約13〜14万円
この時点で現実は大きく変わります。
住宅ローンと食費だけでほぼ終了。
子育て世帯では
完全FIREはほぼ不可能です。
ただし、
月10万円ほど働けば成立。
これが「サイドFIRE」です。
ちなみに我が家の場合(世帯年収600万円・資産2100万円)
参考として我が家の状況です。
■世帯年収:約600万円
(現在は妻育休中)
■金融資産:約2100万円
4%ルールで計算すると、
2100万円 × 4% = 年84万円
月額:約7万円。
正直かなり少ない。
資産収入だけでは、
光熱費+通信費レベルです。
でも見方を変えると
月7万円は、
・住宅ローンの一部
・保育料
・食費の一部
を働かずに払える金額。
もし資産が増えれば、
5000万円 → 月16万円
1億円 → 月33万円
今の積立は、
未来の生活費を買っている行為
とも言えます。
暴落が来たらどうなる?
FIRE直後に株価が30%下落した場合。
1億円 → 7000万円
それでも生活費は必要なため、
資産を売り続けることになります。
これを
シーケンスリスク
と呼びます。
会社員なら耐えられる暴落も、
無収入状態では精神的ダメージが大きくなります。
40歳FIREの本当のリスク
40歳はまだ人生の前半。
これから
・教育費ピーク
・親の介護
・医療費増加
・インフレ
が待っています。
4%ルールは本来、
60歳前後の退職を想定した理論。
40歳では
3%前後が安全圏
とも言われています。
結論:自由になれる資産額
今回の検証結果。
■5000万円
→ 働き方を選べる自由
■1億円
→ 労働依存からの解放
そして我が家の2100万円は、
まだ途中地点。
でもすでに、
・転職を焦らない
・お金の不安が減る
・働き方を考えられる
という変化は感じています。
まとめ
・1億円 → 月26万円生活
・5000万円 → 月14万円生活
・2100万円 → 月7万円の安心
・FIREは段階的に近づくもの
FIREとは、
仕事を辞めることではなく
「嫌な仕事を辞められる状態」
なのかもしれません。
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